〈上越市殺人事件〉付近の学校は授業再開 男性は窃盗被害の後に防カメ設置 警察が解析進める【新潟】

6月1日、新潟県上越市で会社役員の男性が殺害された事件を受け、臨時休校していた小中学校が5日、授業を再開しました。一方、捜査本部は男性の経営する会社を捜索し交友関係でトラブルがなかったかなどを調べています。

6月1日夜、上越市大貫の自動車販売会社社長・中村礼治さん(62)が自宅の駐車場で殺害された事件。発生から4日…

【記者リポート】
「事件を受けて休校していた小学校が再開しました。保護者が付き添う姿も見られます」

事件を受け、市内の小中学校13校が臨時休校していましたが、5日に授業を再開。

現場から約500m離れた高田西小学校では登校時、教師や地域の人などの見守りを強化していました。

【高田西小学校 坂森弘明 教頭】
「非日常的な生活をしている子どももいると思うので、日常に戻れることをしていきたい。そのために職員ができることをしていきたいと思っている」

一方、中村さんは4月ごろ、自宅の窓ガラスが割られ金庫が盗まれる被害に遭っていて、中村さんはこの被害の後、自宅に防犯カメラを設置していたといいます。

【中村さんから相談を受けた知人】
「駐車場だと思う。スペース的に言うと。たぶん前(空き巣に)入られた場所のあたりを映していたんだと思う。何か動きがあるとスマホに通知が来るようなシステムになっていると言っていた」

捜査本部は4日、中村さんの会社を捜索し、書類などを押収。交友関係でトラブルがなかったか、窃盗事件との関連も含めて詳しく調べています。