中高年が考える”理想のセカンドキャリア”、1位「給与が保障されている」、2位は?

中小企業診断士合格講座「診断士ゼミナール」を運営するレボは、「中高年のセカンドキャリア×リスキル」に関する調査結果を5月31日に発表した。調査は45歳以上のビジネスパーソン1,009名を対象に4月14日に実施された。

学び直し(リスキル)に興味があるかと尋ねると、「とてもある」(17.4%)、「ある程度ある」(34.9%)と半数以上が学び直し(リスキル)に興味を持っていることがわかった。

具体的にどのような分野のスキルに興味があるのか聞くと「コンピュータ、IT分野」(55.1%)が最も多く、次いで「語学関連分野」(40.7%)、「データ分析関連分野」(27.5%)と続いた。さらに、どのような資格に興味があるか聞くと、「英検」「FP」「中小企業診断士」といった回答が寄せられた。

また、セカンドキャリアにつきたいかと質問すると、「とてもそう思う」(13.3%)、「ある程度そう思う」(40.0%)と半数以上がセカンドキャリアにつきたいと考えていることが判明。

セカンドキャリアの理想について尋ねると、約6割が「給与が保障されている」(60.2%)と回答。次いで「今までの経験が生かせる」(50.6%)、「拘束時間が短い」(39.4%)、「自分の勉強になる」(36.8%)、「世の中の役に立つ」(35.5%)と続いた。

理想のセカンドキャリアを実現するためにどのようなことが必要かという質問に対しては、「情報を収集する」(48.9%)が最も多い結果に。次いで「資格を取得する」(48.3%)、「専門的知識を深める」(48.3%)、「健康を保つ」(44.2%)、「人脈を作る」(42.9%)と続き、「情報収集」「資格取得」「専門知識の習得」の3つがほぼ同列という結果になった。

セカンドキャリアを成功させるためにリスキルは必要かと尋ねると、「とてもそう思う」(22.6%)、「ややそう思う」(50.6%)と7割以上がセカンドキャリアを成功させるためには学び直しが必要だと考えていた。