夏になると、どこからともなく侵入してくる虫。蚊やゴキブリはもちろん、いかなる虫とて、室内に侵入されるのは避けたいところです。しかし虫が夏に出るからといって、夏になってから対策をしても少し遅いかもしれません。
もちろん夏からでも対策することによって、何もしないよりは虫の侵入は防げます。しかしより完璧に虫が入ってくるのを防ぐならば、夏前から対策をしておきましょう。
本記事では夏前にやっておきたい、虫対策を7つ紹介します。ぜひ実践して、虫が出ないご自宅で快適な夏を過ごしてください。
虫の侵入を許さない要塞のような家づくりの方法を教えてくれたのは、日々の掃除や暮らしのお役立ち情報を発信している、えみ(home_kagaya_o1)さんです。
虫対策としてもっとも重要なことは、侵入経路を塞ぐこと。洗濯物を取り込む、玄関から出入りする際など、どうしても虫が入ってしまうことはあるかもしれません。しかし、工夫次第ではこれらの状況でも可能な限り虫の侵入を阻むことはできます。
まずは窓や玄関の対策から紹介します。
空気の入れ替えや人の出入りなど窓や玄関を開ける機会は多く、その都度虫が侵入しては堪りません。そこで活躍するのが、写真のようなスプレーたち。蚊の侵入を防ぐものや網戸専用のアイテムなど、さまざまなスプレーが販売されています。
またゴキブリの侵入経路として多い、室外機も対策しておきましょう。
写真のようにホースの先端に防虫キャップを装着したうえで、ネットを被せるとほぼ100%侵入不可能となります。防虫キャップとネット、いずれも100円ショップでも販売されているので、ぜひ購入してみてください。
ネットショッピングを頻繁に活用する人は、商品が入っていた段ボールを溜め込みがち。しかしこのダンボール、ゴキブリの卵が付着しているかもしれません。孵化してしまうと大変なので、早めに捨てることを心がけましょう。
換気扇からも小さな虫が侵入してきます。投稿にもあるように、虫は5mm程度の隙間があれば侵入できるため、換気扇はちょうどいい侵入口なのです。
ここには内側からフィルターを貼り付けておきましょう。隙間を小さくすることで、虫が入って来られなくなります。
地域によっては蚊やゴキブリの他に、アリやムカデも出るかもしれません。特にムカデは梅雨時に出やすいので、今のうちから対策しておきましょう。
アリとムカデの対策には、専用の薬品がおすすめ。写真で紹介されているスプレーを始め、薬局へ行くとさまざまな商品が販売されています。
使い方も商品によってさまざまです。置くだけタイプもあれば、家の周辺に撒くタイプもあります。使い勝手のいいものを選んでください。
意外と知られていませんが、実はゴキブリというのは玉ねぎの香りが大好きなのだとか。玉ねぎを常温で保存しておくと、その匂いにつられてゴキブリが入ってしまうかもしれません。
玉ねぎは基本的に、冷蔵保存しておきましょう。どうしても常温保存したい場合は、ブラックキャップなど置くだけタイプの駆除剤を活用してください。
冷蔵庫やコンロの下といった、暖かくて狭い場所はゴキブリにとって、非常に快適な住まいです。こまめに掃除しておくことで、ゴキブリを寄せ付けにくくしておきましょう。
投稿では他にも、以下のような虫対策ができると紹介しています。
ゴキブリの侵入口である排水口や配管を綺きれいにする
排水口にゴミを溜め込まない
玄関・窓にはブラックキャップを置く
ハッカ油を使ってフローリングを掃除する
水道などの配管に隙間を作らない
夏前といわず、梅雨前からやっておきたい対策なので、ぜひ実践してみてください。
えみ ¨ 日々の掃除や暮らしのお役立ち情報(@home_kagaya_o1)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]