岸田奈美さん、関西大学の客員教授になることを報告!31歳の作家、ダウン症の弟との暮らしなど発信し反響

作家の岸田奈美さん(31)が6日までに自身のSNSで大学教授に任命されたことを報告した。
5日に「【ご報告】ツイッターをやってたら、関西大学の客員教授に任命されました」「人間健康学部の先生がたから推薦いただいたので、年に一度、でっかい福祉のくくりで授業をさせてもらうと思いますが、せっかくなので、頻繁かつ合法的にキャンパスをうろうろさせてもらいます~!」とツイッターで報告した。
手書きの文書やイラストも掲載。「ちょお待てや、お前は関西学院大学の卒業生やろがいと思った人もいますね。関大と関学言うたらこっちではもう洗濯機とケンタッキーをまちがえるぐらい大変なことですから」「関西大学にはちゃんと思い入れもありまして、亡き父の母校です」などとユーモラスにつづった。
岸田さんは会社員だった19年、岸田さんが作品投稿サイト「note」で発表したエッセーが大バズり。突然死した父、病気の後遺症で車いす生活になった母、ダウン症の弟との暮らしを著したものだったが、その衝撃的な内容もさることながら、やわらかくユーモラスな筆致が高く評価された。
◆岸田 奈美(きしだ・なみ)1991年、神戸市出身。31歳。関西学院大人間福祉学部社会起業学科卒業。在学中にユニバーサルデザインを提案する企業「ミライロ」の創業メンバーのひとりとなり、広報部長を務めたのち、20年に作家として独立。世界経済フォーラムが任命する「グローバルシェイパーズ」、米フォーブス誌の世界を変える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN」に選出された。ABCテレビ「newsおかえり」木曜レギュラー。