日本の棚田100選にも…三重・熊野市の丸山千枚田で“かかし”の供養 稲を守った23体に火をつけ見送る

三重県熊野市の丸山千枚田で、1年間稲を守ったかかしの供養が行われました。

3日朝、日本の棚田100選にも選ばれている丸山千枚田に保存会のメンバーが集まり、山の中腹にある神社を参拝した後、去年田んぼを見守り続けた23体のかかしに火をつけ、見送りました。

丸山千枚田には大小1300以上の田んぼがあり、その景観を保つために田んぼを貸し出すオーナー制度を導入していて、かかしはそれぞれのオーナーが製作したものだということです。

保存会のメンバーは、かかしに「ありがとう」と声をかけながら手を合わせ、感謝の思いを伝えていました。