「出社とリモートワークの併用」を希望している人はどれくらい?

プラスは6月6日、「職場の居心地WEB調査」の結果を発表した。調査日は4月6日、調査対象は従業員数100人以上のオフィスで働くリモートワーク経験者、有効回答は500人。

まず、コロナ収束後も含めて今後、どの程度リモートワークを行っていきたいと考えているか聞くと、「基本的に毎日リモートワークしたい」が33.6%でトップ。この他、「出社とリモートワークの割合が半々程度がいい」などハイブリッドワーク希望者が過半数の56.6%を占めた。

リモートワーク時、オフィスに出社した際よりも仕事の進捗に問題を感じることがある人は74.4%で、2021年調査と比べて4.4ポイント増加。具体的には、「リモートのコミュニケーションでは相手の様子や感情を読み切れず、気を遣っている」(38%)は2年前より10ポイント増加したのに対し、「プロジェクトやチームで進めている活動の推進力が減速している」(11%)は10ポイント減少した。

また、リモートワークを行うことで、気持ちの面で問題を感じることがある人は69.6%(2021年69.0%)。詳細をみると、「メンバーの様子が見えないと仕事をしているのか不信に感じる」(22%)は2年前より8ポイント低下した。

最後に、オフィスでの「人とのつながり」に求めていることを尋ねると、「チームメンバーの状況や様子が分かる」(40%)が最も多く、2021年から8ポイント増加。一方、2021年調査で1位だった「チームメンバーとすぐに打合せの内容に適した場所で議論できる」(37%)は14ポイント減少した。