災害復興の“ふるさと納税”…愛知・豊橋市では『企業版ふるさと納税』でも寄付募る 市と企業両者にメリット

愛知県の三河地方の自治体が、災害復興のため「ふるさと納税」を通じて寄付を募っています。 ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」では、豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市が、「さとふる」では岡崎市、豊川市、蒲郡市、新城市が寄付を受け付けています。いずれも返礼品はなく、住んでいる自治体への寄付も可能です。
豊橋市は個人からだけではなく、8日から「企業版ふるさと納税」の仕組みを利用して企業からの寄付も募っています。 企業版ふるさと納税とは、国が認定した自治体の地方創生のプロジェクトに対して企業が寄付を行った時に法人税などを控除する仕組みで、これを利用して豊橋市以外に本社がある企業から寄付を募ろうという取り組みです。
市としては個人よりも多くの寄付が期待でき、企業側としては法人税の高い軽減効果のほか、企業として社会貢献ができるというメリットがあります。