今月2日の記録的な大雨で、愛知県東三河地域の豊橋市や豊川市では浸水や土砂崩れなどの被害が相次いぎました。同じ東三河の山間部でも、1週間がたったいまもなお、被害の爪痕が残っています。
国道が通行止めで1時間以上かけてう回 鉄道も運転見合わせ 大…の画像はこちら >>
今月2日の記録的な大雨で河川が氾濫し、家屋が浸水するなど大きな被害が出た豊橋市。ここから車でおよそ1時間の山間地にきょう(9日)向かってみると…(記者)「新城市内の国道151号ですが、この先通行止めになっていて重機が作業しています」
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新城市川合の国道151号は、今月2日の大雨で土砂崩れが発生。道路上の土砂は取り除かれましたが、道路ののり面が崩れるおそれがあることから、現在も通行止めが続き、復旧のめどは立っていません。
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(記者)「通行止めを知らなかったのか、Uターンする車がいました」通常ならこの道を通れば40分ほどで東栄町に入ることができますが、1時間以上かけての迂回を余儀なくされました。この状況に東栄町民は…
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(東栄町民)「遠くに行けないからね…近くにスーパーあるから食料は買えるけど大変」「浜松行くのにも豊橋行くにもあそこは大事な場所。(復旧が)いつになるのか懸念している」
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影響は道路だけではありません。(記者)「JR飯田線では線路に土砂が流れ込み、木々が残されたままになっています」8日からの雨の影響で、新城市の三河東郷駅付近では線路内に土砂が流れ込み、JR飯田線の新城から大海(おおみ)の上下線で9日は終日運転見合わせに。
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(東栄町)「(豊橋方面へ行くのは)諦める…(道路も)電車も通っていないので。年だから車は乗らないようにして飯田線を使っているので、電車だけは毎日走ってほしい…」
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大雨から1週間。日常が戻るには、まだ時間がかかりそうです。