eスポーツ対応の高速回線を導入 沖縄市が「ITワークプラザ」改修

沖縄市は「ITワークプラザ」をテレワークやサテライトオフィスとして活用してもらおうと、モニター付き会議室や個別作業スペースを備えた施設へ改修し、eスポーツにも対応できる高速回線を導入した。4月ごろ使用開始予定で、5日にお披露目を兼ねた「e-sports festa 2023」を開く。観覧無料。
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研修室などを改装し、パソコン作業スペース25席ほどを確保した部屋や黒板付きの防音室(4席)、飲食可能なラウンジ(10席)など計6部屋を整備。計約270平方メートル。利用料は今後定める。改修費は約9千万円。国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用した。
市はゲームやCG、eスポーツ関連企業などの利用を想定。市企業誘致課の仲程奈々さんは「ここで仕事をすることで、市に興味を持ってもらえれば」と企業誘致につなげたい考えだ。
5日は正午開場、午後1時から同7時まで。本戦は同3時半から。泡瀬漁港の臨時駐車場から無料シャトルバスが運行。イベントの問い合わせは事務局、090(5294)9221。
(中部報道部・屋宜菜々子)