長岡市では11日、与板地域の伝統工芸である打刃物をPRしようと、かんなによる木材の薄削りを競うイベントが開かれました。
新型コロナの影響で開催は4年ぶり。
全国の大工や鍛冶職人など約300人が参加し、職人の技術が詰まったかんなを使い、向こう側が透けるような薄い削りくずを生み出していました。
【参加者】
「鍛冶屋さんにも滅多に会えなくて、4年ぶりに会っていろいろ教えてもらっているので楽しいひととき。また来たい」
会場では打刃物の販売も行われ、与板の職人が丹精込めて作り上げた製品に熱心に見入る人の姿も見られました。