学校の先生や友達、職場の同僚などが発した言葉が、自分の胸に深く刻まれることはあるもの。
ごぼふく(gobohuku)は、昔働いていたオーナーの言葉が心に残っているそうです。
当時、同僚と談笑していた、ごぼふくさん。それを見ていたオーナーから、次のような言葉をかけられました。
「オバサンになったらもう終わりだって思う時期があるかもしれないけどね、歳とともに得られる楽しさや喜びがたくさんあるからね。どうか悲観しないでね」
人間誰もが、長く生きるほどに老いていくもの。身体が思うように動かなくなったり、思考力が低下したりと、あらゆる悩みが出てきます。
外見も徐々に変化していくため、自身の若い頃を思い出したり、周りの若い子と比べたりして、悲観的になることもあるでしょう。
歳を取るにつれ、それらを経験していたであろうオーナーは、長い人生の中で、ごぼふくさんたちの笑顔がなるべく曇らないようにしてあげたかったのかもしれません。
ごぼふくさんは、当時のオーナーの言葉を振り返り、「あの頃はいまいちピンとこなかったけど、今は五臓六腑の隅まで理解できているよ」とつづっていました。
ごぼふくさんは、当時の出来事を描き、Instagramに投稿。作品を見た多くの人たちが、心動かされたようです。
・このオーナーに、一生ついていきたい。押し付けでもない、優しい言葉が胸に響きました。
・若い頃もそれなりに楽しい日々でしたが、歳を重ねるごとに今が幸せだと感じる。幸せの価値観が変わってきたのかな。
・素敵すぎて、鳥肌が立ちました。オーナーみたいな考え方ができる人、本当に尊敬します。
歳を重ねるにつれ、些細なことが幸せに感じたり、形のないものが大切になったりすることが増えていくのかもしれません。
自分の外見や内面の変化も受け入れつつ、その日その時を楽しんで生きていけたら、素敵ですね。
[文・構成/grape編集部]