乱交パーティー主催者が保釈中に売春あっせんの仰天…女性にタレ込まれ逮捕のトホホ

保釈中の乱交パーティーの主催者が「モデルやAV女優とやれます」という誘い文句で、男性客に売春婦をあっせんしていた。
ツイッターで募った50代男性に21歳の女性を引き合わせて売春させたとして、東京都新宿区歌舞伎町の無職、沢村雅也容疑者(33)が8日までに売春防止法違反(周旋)の疑いで警視庁保安課に逮捕された。
沢村容疑者は今年2月ごろからツイッターで「紹介役おにぃ」と名乗り、「特別な女性を紹介します」と書き込んで男性客を募集。女性17人が売春婦として登録されていて、客に引き合わせていた。
4月3日、沢村容疑者は歌舞伎町のファミレスで50代の男性客に21歳の女性を売春相手として紹介した。2人はその場で連絡先を交換し、11日に歌舞伎町3丁目で会って性交した。沢村容疑者はこの男性客に売春婦2人を会わせ、2人分の紹介料として現金16万円を受け取った。
沢村容疑者はツイッターに<紹介役案内①1人ずつ紹介②出会いやセフレについての情報が欲しい③相談や問題解決④特別会員コース【期間は永久】もちろん②の情報も入手段違いにお得!>と書き込み、男性客を募集していた。
「男性客は最初に<特別会員コース>をすすめられたそうですが、料金が160万円と聞き、さすがにそれは無理だと断った。そこで女性2人を16万円で紹介してもらい、そのうちの1人とセックスした。その女性は何か不満でもあったのか、どうも“乗り気”ではなかったみたいで、警察に『売春を強要されています』とタレ込んだのです」(捜査事情通)
調べに対し、沢村容疑者は「売春させたつもりはないので、納得できない」と容疑を否認しているという。
沢村容疑者は昨年11月、乱交パーティーの場所を提供した売春防止法違反容疑で逮捕され、今年1月に保釈された。売春のあっせんを始めたのは、保釈直後のこと。当時は公判中で、6月19日に結審予定だった。
「沢村は2012年ごろから、民泊やホテルのスイートルームを借りて多い時は月に15回ほど、乱交パーティーを開催していた。1回につき20~60人の男性客が集まり、参加費は5000円から6万円。常連など、客によって沢村が料金を決めていた。料金が安いのも人気の理由のひとつで、10年間で約6億5000万円を売り上げていた。参加女性は毎回3~6人ほど。風俗嬢や中国人を約10人雇い、AV女優が参加することもあった。摘発されたきっかけは、『無理やり参加させられている女性がいる』というタレコミだった。沢村は他の別のグループが主催する乱交パーティーにも参加して、女性を自分たちのパーティーに誘うなど、評判が悪かった」(業界関係者)
沢村容疑者は保釈後も懲りずに乱交パーティーに参加していたというから、そこで売春婦を物色していたのかもしれない。