10日正午頃、名古屋市緑区で走行中の名古屋市営バスが急ブレーキをかけたため、乗客の女性が軽いけがをしました。運転手は猫をよけようとして急ブレーキをかけたと話しているということです。
10日正午ごろ、名古屋市緑区姥子山1丁目で、名鉄有松駅発-地下鉄徳重行きの市バスが急ブレーキをかけ、はずみで先頭の席に座っていた54歳の女性が座席の前に両ひざをぶつけました。
女性は両ひざを打ち、衝撃で口の中を切るなどの軽傷です。ほかの乗客12人にケガはありませんでした。
警察によりますと、39歳の男性運転手は走行中、バスの前に現れた猫をよけようとして急ブレーキをかけたと話しているということです。
現場は片側一車線で見通しが良い直線道路で、警察は事故当時の詳しい状況を調べています。