最後の“UBEブルー” 納入 「日本最長の私道」走るモンスター級トレーラーの“変身” 進行中

公道走れないトラックだけどトミカになったほど超有名。
スカニアジャパンは2023年6月11日、UBEブルーを纏ったものとしては最後となるダブルストレーラーを納入したと発表しました。
最後の“UBEブルー” 納入 「日本最長の私道」走るモンスタ…の画像はこちら >>スカニアジャパンが納入したUBEブルーのダブルストレーラー(画像:スカニアジャパン)。
ダブルストレーラーとは、2両連結の超大型トレーラーのことで、山口県宇部市にあるUBE三菱セメント株式会社の構内専用車として用いられています。ここには全長31.94kmにおよぶ日本一長い私道、宇部伊佐専用道路があり、そこを約90tの石灰石を積載した全長15m超のダブルストレーラーが毎日のように往復しています。
そこを走るダブルストレーラーは従来、宇部興産(現UBE)が用いる車両として「UBEブルー」と呼ばれるエメラルドグリーンに近い専用色で全車統一されてきましたが、2022年4月1日に同社と三菱マテリアルのセメント事業が統合され、新会社として冒頭に記したUBE三菱セメントが発足したことで、新たなロゴやコーポレートカラーに合わせてダブルストレーラーも新塗装になることが決まっていました。 すでに新車体色を纏った新たなダブルストレーラーが登場しているため、スカニアジャパンが納入する車両についても次期モデルからは新車体色で塗装されることが決まっているそうです。