介護疲れの末に…認知症の84歳の夫を殺害した罪に問われた81歳の妻 うつ病になり夫を殺して自殺しようと 起訴内容認める

認知症の夫を殺害したのは81歳の妻。裁判で明かされたのは「介護疲れ」で起きた悲劇です。
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起訴状などによりますと、愛知県岡崎市の無職、永田貴子被告(81)は2022年6月、自宅で同居する夫の一士さん(当時84)の首にロープを巻き付けて殺害した罪に問われています。
CBC
14日、名古屋地方裁判所岡崎支部で初公判が開かれ、罪状認否で永田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
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冒頭陳述で検察側は「認知症の夫の介護疲れで永田被告自身もうつ病と診断され、今後の生活への不安などから一士さんを殺害した後、除草剤を飲んで自殺しようとした」と犯行の経緯を述べました。一方、弁護側も「介護疲れによって起きた事件で家族も処罰を望んでいない」と主張し、寛大な処分を求めました。