逮捕の自衛官候補生 実弾を使った訓練は今回で4回目 2人が死亡した自衛隊射撃場での銃乱射事件 18歳の自衛官候補生を殺人未遂容疑で逮捕

事件を受けて陸上自衛隊のトップ、森下泰臣幕僚長が会見を開いて陳謝しました。東京の防衛省前から最新情報です。
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(木下大記者)陸上自衛隊は、今回死傷した3人の名前については現時点で詳細は差し控えるとし、公表していません。また今回のような組織内での発砲事案については、約40年前の1984年に山口駐屯地で発生した事件以降は把握していないということです。今回の岐阜での射撃訓練には、容疑者を含むおよそ70人の自衛官候補生が参加していました。
CBC
訓練の期間はことし4月から6月までで射撃訓練は合わせて5回。このうち1回は空砲による射撃訓練で、今回は4回目の実弾を伴う射撃訓練で、射撃訓練全体としては最後の訓練という位置づけだったということです。また陸上自衛隊によりますと、普段の射撃訓練中は外から鍵がかかった状態で、人の出入りはできない環境だということです。今回がどうであったのかはわかっていません。今回の事件を受けて、陸上自衛隊は全国の射撃訓練施設での訓練を一時中断するとし、安全管理の徹底を含め指示をしたということです。