「結婚初期の夫婦関係」満足感が高い都道府県ランキング、1位は? – 2位 和歌山県、3位岩手県

ユーグレナは6月13日、「結婚初期の夫婦関係満足感が高い遺伝子タイプが多い都道府県(出生地)ランキング」を発表した。調査は5月、「ユーグレナ・マイヘルス」と「ジーンクエストALL」の遺伝子解析サービス利用者2万1,371人のゲノムデータをもとに算出した。

アーカンソー大学の研究グループによると、新婚夫婦71組を対象に、結婚から3年の期間、パートナーにどんな気持ちで接するか・夫婦関係をどう感じるかについて、ある遺伝子型との関連を調査した結果、遺伝子型によっては、新婚時期にパートナーに感謝・信頼・寛容な気持ちをより多く持ち、より愛情表現をし、パートナーと自分が一つのチームのように感じるなどパートナーに対して信頼があつく、夫婦関係により満足する傾向があるという。

今回の解析項目「結婚初期の夫婦関係満足感(SNP:rs16892407)」では、「結婚初期に相手をより信頼し夫婦関係満足感が高いタイプ(遺伝子型:AA)」、「結婚初期の夫婦関係満足感は一般的なタイプ(遺伝子型:AG)」、「結婚初期の夫婦関係満足感は一般的なタイプ(遺伝子型:GG)」の3つの遺伝子型に分けられる。

今回は、「結婚初期に相手をより信頼し夫婦関係満足感が高いタイプ(遺伝子型:AA)」に該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出し、数値化した。その結果、日本人における同タイプ(遺伝子型:AA)の割合は40.4%。

解析結果より、結婚初期の夫婦関係満足感が高い遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県は、「山梨県」(47.79%)、「和歌山県」(47.59%)、「岩手県」(47.55%)が上位に。以下、4位「愛媛県」、5位「高知県」、6位「宮城県」、7位「山口県」、8位「茨城県」、9位「大分県」、10位「長崎県」となった。