トキエアの就航8月に延期で…知事「安全運航を確立することが何よりも第一」【新潟】

新潟と札幌丘珠空港を結ぶ新たな航空会社トキエアが、6月末としていた就航予定日を8月に延期したことについて、花角知事は「安全運航の確立が何よりも第一」と述べ、理解を示しました。

トキエアは新潟と札幌丘珠空港を結ぶ路線について、6月末の就航を目指していましたが、8月10日に延期することを発表しました。

長谷川政樹社長は、理由について「フライトするにあたっての習熟にもう少し時間が必要」と述べています。

花角知事は14日、「延期は残念」とした上で次のように話しました。

【花角知事】
「安全運航を確立することが何よりも第一、そのためにもう少し時間かかるのであれば、やむを得ないと思う」

さらに「ゼロから作り上げるトキエアがスタッフの習熟などに一定の時間がかかるのは当然」と話し、準備を万端にした上での早期就航を求めました。

県はトキエアに対し11億6000万円を融資しています。