・農薬じゃなかったんだ!知ることができてよかった!
・これまで、めちゃくちゃ洗ってたよ…。
・勉強になったな~。
野菜を栽培している、有限会社安井ファームのTwitterアカウント(@yasuifarm)が紹介した、ブロッコリーに関する知識に、そんなコメントが寄せられています。
投稿したのは、ブロッコリーを茹でた後のお湯に浮かんでいる油膜に関するものでした。
ブロッコリーを茹でた後のお湯に、油のようなもの(油膜)が浮いているのですが、なんでしょうか?
安井ファームには、こうした質問が寄せられるといいます。
農薬と誤解されがちだという、ブロッコリーを茹でた後のお湯に残る油膜。
しかし、安井ファームによると、正体は『ブルーム』と呼ばれる、ブロッコリーの天然由来の成分だといいます。
ブルームは、ブロッコリーが今の形になるよりずっと前、乾燥や外敵から身を守るために適応した結果、生まれたともいわれているそうです。
なお、ブロッコリーは水をはじきますが、それもブルームによるもの。ブロッコリーを洗った後、水に浮かんでいる油膜も同じです。
また、「ブロッコリーの天然由来の成分で、万が一クチに入っても問題ございませんので安心してお召し上がりいただければと存じます」と、安井ファームは紹介しました。
つぼみの部分はもちろん、茎などもおいしく食べることができ、さまざまな料理で活躍するブロッコリー。
活躍の機会が多いからこそ、ちょっとしたことが気になってしまうものです。
もしも茹でた後のお湯や、洗った残りの水に油膜が浮いていても、必要以上に気にする必要はありません。
安心しておいしく食べましょう!
[文・構成/grape編集部]