陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が死傷した事件で、逮捕された18歳の隊員が発砲した際に「動くな」と叫んでいたことが分かりました。
14日、岐阜市にある日野基本射撃場で起きた事件では、18歳の隊員の男が自動小銃を発砲し、菊松安親1曹(52)ら2人が死亡、1人が大ケガをしました。
男は殺人の疑いで15日送検されましたが、自動小銃を4発発砲し、その際に「動くな」と叫んでいたことが捜査関係者への取材で分かりました。
男の小学校の同級生:
「エアガンが好きだったと思います。(小学生のころから)自衛隊に憧れていた。何か嫌なことでもあったのかなと思います。あんなに優しかったのにどうして人を撃つようなことをしたんだろうなって」
警察と自衛隊は動機などを慎重に調べる方針です。