上越市の公共職業安定所が失業保険の支払い期限が過ぎていることに気づかず21人に対して合わせて約450万円支給していたことが分かりました。
【ハローワーク上越 刀根雅人 所長】
「当所職員の事務処理誤りにおきまして、対象となられた方々に多大なるご迷惑をおかけしたこの場をお借りして深くお詫び申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした」
14日、会見を開いたのは上越市の公共職業安定所・ハローワーク上越です。
失業保険は新型コロナの影響に対応するため去年10月まで給付日数を延長する特例措置がとられていました。
一方、ハローワーク上越はその延長期限に気づかず、今年4月初めに新潟労働局からの指摘を受け誤って21人に合わせて約450万円を給付し続けていることに気づいたということです。
ハローワーク上越は文書の配布や説明会を開催するなどして対象者に返納を求めています。