愛知県安城市の会社で、女性を人質にして立てこもるなどした罪に問われている男に対して、名古屋地裁岡崎支部は懲役2年6か月の判決を言い渡しました。
「従業員らに与えた恐怖心は多大なもの」 愛知・安城市の立てこ…の画像はこちら >>
起訴状などによりますと、愛知県岡崎市のトラック運転手 鈴木教仁被告 52歳は、ことし3月、かつて勤めていた安城市内の人材派遣会社で、当時37歳の女性従業員に包丁を突きつけ、人質にして立てこもった人質強要処罰法違反などの罪に問われています。
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これまでの裁判で検察側は、懲役2年6か月を求刑していました。
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16日、名古屋地裁岡崎支部で開かれた裁判で、三芳純平裁判官は「関係者に復讐したいという強固な意思に基づく犯行」としたうえで、「包丁やバールを準備して及んだ犯行により従業員らに与えた恐怖心は多大なもので、経緯・動機に酌むべき点はない」などとして、鈴木被告に求刑通り懲役2年6か月の判決を言い渡しました。