壁に染み付いたタバコの黄ばみを白くする方法に「早くやればよかった!」

キッチンやトイレ周りなどの清掃に役立つ重曹。水に溶かしたものを霧吹きに移し、『重曹スプレー』として使用している人も多いですよね。
あらゆる汚れに効果がある万能な重曹スプレーですが、喫煙者であれば誰しもが頭を悩ます、ヤニ汚れも落とすことはできるのでしょうか。
本記事では、重曹スプレーがタバコの黄ばみに効果があるのかを検証していきます。
そもそもアラサー男子の筆者は、20歳から10年以上タバコを楽しんでいる愛煙家。
台所の換気扇付近で喫煙していますが、台所周辺の壁や壁紙はタバコのヤニによって黄ばんでいます。
リフォーム会社などウェブサイトからの情報によると、タバコの黄ばみは重曹で落ちるとのこと。重曹はアルカリ性のため、油性の強いタールを含むヤニ汚れを分解し、落としやすくしてくれるのだそうです。
それでは早速、チャレンジしてみましょう!
最初に計量カップにお湯を400ほど注ぎます。筆者が持っている霧吹きが400ほど入る大きさだったので、その容量に合わせました。
続いて、重曹20gを投入し、程よく溶けるまでかき混ぜましょう。
お湯で重曹を溶かすと効果があり、お湯の5~20%くらいの重曹を入れるといいそうです。
ある程度かき混ぜたところで、霧吹きに移し替えていきます。
準備が整ったところで、台所の壁の木でできた部分に注目。
画像では伝わりにくいかもしれませんが、かなりのヤニ汚れが付着している状態。お恥ずかしい限りです。
早速重曹スプレーを何度か吹きかけ、布巾で拭いていきます。
画像のように、軽く拭いただけでも、溜まった汚れがベッタリと布巾につきました。
続けて一定の範囲を2~3分ほど拭いた結果、思っていたよりも黄ばみを取り除けた印象!
拭いていない部分と比較すると、付着していたヤニが取れていることが分かります。さすが万能な重曹の力ですね…。
次に壁紙部分にもスプレーを吹きかけて、スポンジで擦っていきます。
壁紙は強く擦りすぎてしまうと破れる恐れがあるので、柔らかい素材のスポンジを使うのがオススメ。
拭き終わった後は仕上げに乾拭きするといいでしょう。
しばらくスポンジで擦ったところ、長年放置していたこともあって、木の部分ほどきれいに落ちません。
しかし一部分だけ集中して5分以上かけて清掃した結果、ほんの少しだけ黄ばみが取れました。
黄ばみが重度の場合は、重曹の量をもっと増やしてみてもいいかもしれません。
筆者のように頑固なヤニ汚れに悩まされる前に、定期的に重曹スプレーで清掃してみてくださいね。
軽度なタバコの黄ばみを落としてくれる、重曹スプレー。喫煙者や家族にタバコを吸う人がいる場合は、掃除道具として重曹スプレーを常備しておくといいでしょう。
[文/キジカク・構成/grape編集部]