「白湯メイク」「水蜜桃メイク」ってなに? 2023上半期ビューティートレンド

ライフスタイル共有アプリ「Lemon8(レモンエイト)」は6月15日、「2023上半期ビューティートレンド」を発表した。同調査は2022年11月15日~2023年5月15日、Lemon8内で投稿された約43万の投稿のうち、ビューティー関連の投稿から、いいね数、保存数、検索数などのデータを基準に、部門ごとにノミネート、ユーザー投票をもとにランキング化した。

メイクアップ部門の上位には、彩度が低い透明感のある自然に盛れるメイクがランクインした。

No.1に選ばれたのは「白湯メイク」(864票/関連投稿合計閲覧数250万以上、今年の検索回数昨年比133%UP)。白湯メイクとは、素朴でシンプルでありながら、 白湯のように透き通った透明感があり、しっかりと盛れる上品さも兼ね備えたメイクのこと。Lemon8クリエイターが、その白湯メイクに海外メイク要素をプラスして進化させた「アメリカーノ白湯メイク」も投稿されている。

No.2は「水蜜桃メイク」(860票/関連投稿合計閲覧数25万以上、今年の検索回数昨年比1,300%UP)だった。水蜜桃メイクとは、桃のようにピンク色をベースとしたメイクで、滲むような血色感とみずみずしさが特徴のメイク。中国で大きな話題となった。

No.3は「純欲メイク」(577票/関連投稿合計閲覧数390万以上、今年の検索回数昨年比1,180%UP)だった。純欲メイクとは、どこかあどけない少女っぽさのある可愛さと、大人っぽいツヤ感のにじむ色っぽさを兼ね備えたメイクのこと。

No.4には「三角形メイク術」(432票/関連投稿合計閲覧数90万以上)がランクイン。三角形クマ隠しメイク、三角形リフティングメイクなど、Lemon8のクリエイターは、三角形の魔法を使い、さまざまな悩みを解決するテクニックを披露した。

No.5は、ピンク中心で愛され赤ちゃん風のベビーフェイスに見えるメイク「甜妹(てんめい)メイク」(392票/関連投稿合計閲覧数97万以上、今年の検索回数昨年比10,600%UP)だった。

No.6は、「杏仁メイク」(266票/関連投稿合計閲覧数55万以上)となった。杏仁メイクとは、杏仁豆腐のように白くもちもちした肌の仕上がりと、程よい血色感とぷるぷるのリップが可愛らしいメイクのこと。

コスメ部門は、TOP3をリップアイテムが独占し、脱マスクによりリップメイクの需要が高まっていることがわかった。No.1は、色持ちのよさに加え、唇がカサつくことなく、うるうるなツヤ仕上がりになる「KATE リップモンスター」(967票/関連投稿合計閲覧数600万以上)だった。

No.2は、「rom&nd グラスティングメルティングバーム」(649票/関連投稿合計閲覧数1,000万以上)だった。とろけるようなテクスチャで、むっちりとぷるぷるな唇に仕上がるという。

No.3には、「Dior マキシマイザー」(476票/関連投稿合計閲覧数350万以上)がランクインした。上品な濡れツヤと、万人受けする色味で、プレゼントにもぴったりと人気になっている。

No.4は「CANMAKE シルキースフレアイズ」(339票/関連投稿合計閲覧数1,000万以上)だった。「見つけたら問答無用で買うレベルで可愛い」とユーザーから高い評価を得ている。

No.5は、圧倒的なカバー力で、健康的なツヤ肌に仕上がる「TIRTIRマスクフィットオーラクッション」(335票/関連投稿合計閲覧数300万以上)だった。ベタつきが少なくとても使いやすい点も評価されている。

No.6は、柔らかい甘めなメイクに仕上がる「rom&nd べターザンパレット」(324票/関連投稿合計閲覧数1,000万以上)だった。

スキンケア部門は、機能性重視の商品が人気となり、日焼け止めがTOP1・2を占めた。No.1に選ばれたのは、ビタミンCを配合した日焼け止めと化粧下地の「ロート製薬 メラノCC ディープデイケアUV乳液」(1,222票/関連投稿合計閲覧数190万以上)だった。

No.2は「花王 水層ハイライトUV」(528票/関連投稿合計閲覧数120万以上)だった。ハイライト効果のある日焼け止めで、日焼け止め特有のきしみ感やベタつき感なく使用できる。ツヤ肌になるローションのような使い心地も特徴だという。

No.3は、発売されてから19年愛され続け、7代目のリニューアルとなった美容液「コスメデコルテ ホワイトロジスト」(330票/関連投稿合計閲覧数210万以上)だった。とろみのあるしっとりとしたテクスチャーなのにべたつきがなく、爽やかでリラックスできるフレッシュグリーンフローラルの香りも特徴。