石原良純、「ニュースリーダー」で自衛隊の小銃発射事件に見解…「射撃訓練場のやり方を変えれば解決する問題じゃない」

テレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜・午前6時)は17日、岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で男性隊員3人が自動小銃で撃たれ、2人が死亡、1人がけがを負った事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された自衛官候補生の男(18)が15日に岐阜地検へ送検されたことを報じた。
陸自は15日に死亡した2人は菊松安親1等陸曹(52)と八代航佑3等陸曹(25)で、負傷したのは原悠介3等陸曹(25)だと明らかにした。事件は14日午前9時過ぎ、陸自日野基本射撃場での射撃訓練中に起きた。
男は訓練が始まった直後に、指導役を務めていた3人に向け小銃を発射。このうち菊松1曹は胸部を、八代3曹は脇腹をそれぞれ負傷し、搬送先の病院で死亡した。原3曹も左脚にけがを負った。番組では捜査関係者によると逮捕された男は「待機場所で銃に弾を装填し動くなと叫んだ」という趣旨の供述をしていることを伝えた。男は叫んだ後、無言で撃ったとみられるという。
メインパーソナリティーで俳優の石原良純は今回の事件に「普通撃たないけど、撃つのは殺人行為じゃないですか?それは明確な殺意がなかったら引き金は引かない。っていうことをやったっていうことは非常にある種、殺意があったということじゃないですか」と指摘した。
その上で「そうすると、
現場の(訓練)システムの中に不具合があったのかという話よりも僕は、人間関係、どういうことなのか?」とし「そうするとこれを防ぐには通常の射撃訓練場のやり方を変えれば解決する問題じゃなくて人間が抱く殺意を持つような人間関係ってのはどうだったのか?ということと。そういうことが起こりうる時にこの訓練ができるのか?っていう話になっちゃう。そうすると今度、殺意を抱く人間関係ができてしまう選別をしなくてはいけない。自衛隊候補生のどういう選別ができるのかっていうことだと思う」と指摘していた。