認知症の夫を殺害した罪に問われている妻に対し懲役5年を求刑です。起訴状などによりますと愛知県岡崎市の無職・永田貴子被告(81)2022年6月、自宅で同居する夫の一士さん(当時84)の首をロープで絞めて殺害した罪に問われています。
認知症の84歳の夫の首を絞め殺害した罪に問われた81歳妻に懲…の画像はこちら >>
検察側は、永田被告が認知症の夫の介護疲れから自らもうつ病と診断され、今後の生活への不安などから一士さんを殺害した経緯を明らかにしています。19日に名古屋地裁岡崎支部で開かれた裁判で、検察側は「介護の負担を減らすことはできたのにそうした手段をとらず殺害したことは短絡的と言わざるを得ず、非難されるべき」と述べ、懲役5年を求刑しました。
CBC
一方、弁護側は再犯の可能性はないなどとして、執行猶予付きの判決を求めました。