祖母の葬儀中に親族が挙手 続く展開に5万人が感動したワケ

旅立つ故人との思い出を振り返り、別れを惜しむ葬式ではしんみりとした雰囲気になることが多いでしょう。
しかし、時には会場の空気が一変するような出来事が起こることもあるようです。
すーこ(@sunmi192)さんの祖母の葬式では、親族のあるひと言がきっかけで、会場に笑いが起こったといいます。
一体何があったのでしょうか…。
すーこさんが祖母の葬式に参列した時のこと。
喪主であるすーこさんの父親が「四十九日は7月30日になりますので…」と締めの挨拶をしていると、ある親族が手を挙げ、こういったそうです。
「僕の誕生日です」
なんと、祖母の四十九日である7月30日は親族の誕生日だったのです!
手を挙げた親族は、ここぞとばかりに自分の誕生日を報告したかったのでしょうか。
突然の誕生日アピールに、すーこさんの父親はどうしたかというと…。
「ではついでにお誕生日会もしましょう」
とノリノリで返答!
会場ではドっと笑いが沸き起こり、その場は解散となったといいます。
※写真はイメージ
厳粛な雰囲気の中、突然沸き起こった笑いに「映画の一場面で出てきそう、いい雰囲気のご親族」「おばあさんもきっと、一緒にお祝いしてくれることでしょう」など、多くのコメントが寄せられました。
また、すーこさんの親族のように葬式や法事の場で、祝いごとをする人も少なくないようで、心温まるエピソードも投稿されています。
・義母のお通夜が私の誕生日で、お棺の隣でみんなに「おめでとう」といってもらえたことを思い出しました。
・うちも甥っ子の誕生日と祖父の命日が同じ日なので、法事とバースデーパーティーを一緒にやります。
・祖母の葬式の日が私の誕生日で、義母が「つらい日だけど、あなたのお誕生日はお祝いしなきゃね」と、ケーキでお祝いしてくれました。
誰かの命日は、別の誰かの誕生日でもあります。
感情の違いはあれど、1人のことを想い、命の尊さについて考えることは同じなのではないでしょうか。
亡くなったすーこさんのおばあさんは、自分の四十九日の日にお誕生日会をする親族を、空からほほ笑ましく見守ることでしょう。
[文・構成/grape編集部]