急ブレーキも間に合わず…JRの踏切で人が列車と接触し死亡 成人男性か 最大約1時間半運転見合わせに

愛知県春日井市の踏切で19日夜、JR中央線の普通列車が人と接触しました。接触した人はその場で死亡が確認され、JR中央線は一部区間で最大約1時間半にわたり運転を見合わせました。

19日午後8時17分ごろ、春日井市出川町4丁目のJR中央線・茨木踏切で多治見発-名古屋行きの普通列車が人と接触しました。

列車と接触した人は、その場で死亡が確認されました。乗客ら約60人にケガはありませんでした。

列車の運転士は踏切で線路に人が進入するのを見つけ、急ブレーキをかけましたが間に合わず、接触したということです。

警察によりますと、衣服や遺体の大きさなどから、死亡したのは成人の男性とみられるということです。

この事故の影響でJR中央線は、名古屋駅から高蔵寺駅の上下で運転を見合わせ、名古屋駅から神領駅の間が午後9時15分に、神領駅から高蔵寺駅の間が午後9時53分に運転が再開されました。