複数のラーメン店など経営する会社も…コロナ対策の助成金等を不正受給 愛知労働局が県内の6事業所を公表

名古屋市中村区の飲食店経営会社が、新型コロナの緊急雇用安定助成金など1億円あまりを不正受給していたことが分かりました。

愛知労働局は22日、新型コロナ対策の国の雇用調整助成金などを不正受給していた県内の6つの事業所を公表しました。

このうち複数のラーメン店などを経営する名古屋市中村区の「ワンダフルハーツ」は、休業手当を従業員に支給したとする虚偽の申請書類を作成し、緊急雇用安定助成金など1億2000万円余りを不正受給していました。

また岡崎市の「谷岡コンクリートサービス」は、雇用調整助成金3800万円余りを不正に受け取っていました。

公表された6社はいずれも不正受給した助成金の一部を既に返還していて、今後全額を返金する意思を示しているということです。