副業を誰に伝えてる? – 収入によって差がある結果に!

フォーイットは6月21日、副業の周知に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は4月26日~5月2日、調査対象は事前調査で「副業を経験したことがある」と答えた18歳~69歳の個人、有効回答は488人。

副業をしていることを周囲の人に伝えているか尋ねると、「家族にのみ伝えている」が最も多く23.4%。次いで「家族・友人・会社に伝えている」が23.0%、「家族・友人に伝えている」が19.5%となった。また「誰にも伝えていない」は9.4%だったが、理由として「副業と言えるほどの稼ぎになっていないから」「伝える必要性を特に感じないから」などの声が寄せられた。

続いて、未婚・既婚別にみると、既婚者で「家族にのみ伝えている」割合が高く28.6%を占めた。

世帯年収別では、「家族・友人・会社に伝えている」割合は、世帯年収が上がるごとに増え、世帯年収1,001万円~では33.3%に上った。また、同1,001万円~では「誰にも伝えていない」が最も低く5.1%となり、94.9%が副業をしていることを周囲の人に伝えていた。

さらに、副業での最高月収と、副業をしていることを周囲に伝えているかどうかの掛け合わせでみた場合、「家族・友人・会社に伝えている」割合は、最高月収1万円以下では1割程度、1万円~50万円では2~3割程度、50万円以上では5割超と、最高月収が高くなるほど周囲に伝えている割合が増えた。同調査では「副業での収入が安定してくると自分のスキルに自信が持てるようになり、周囲にも伝えやすくなるのかもしれない」と推測している。