将棋の藤井聡太七冠が4連覇を目指す棋聖戦の第2局が、兵庫県の淡路島で始まりました。
23日朝から始まった棋聖戦五番勝負の第2局。藤井七冠はベトナムで行われた第1局に勝利していて、勝てば4連覇に王手がかかります。
先手は挑戦者の佐々木大地七段で、得意戦法の相掛かりで反撃を狙います。
22日に淡路島に入った2人は前夜祭に出席し、ファンの前で意気込みを語りました。
藤井七冠:
「第1局はいろいろ反省点も見つかったかなと思っていますので、それを踏まえて第2局はより良い内容にしていけるように、精一杯指していきたいと思っています」
佐々木七段:
「先手番ということで自分の持ち味を生かして、明日は精一杯熱戦にしたいなと思います」
対局の持ち時間はそれぞれ4時間。佐々木七段の事前研究に対して、藤井七冠が長考し慎重に対応していて、夜までに終局する見込みです。