インターネット上でいわゆる「闇バイト」に応募し、指示役から指示を受けて高齢者から金をだまし取った疑いで２人の男と１人の女が逮捕されました。
２２日までに逮捕されたのは、群馬県太田市に住む会社員の男（54）、札幌市白石区に住むアルバイト従業員の男（28）、東京都昭島市に住む配送作業員の女（33）の３人です。
会社員の男は高齢者からキャッシュカードを盗んだうえ、そのキャッシュカードで現金を払い出してアルバイト従業員の男と配送作業員の女に送金。
２人は、会社員の男から送金された被害金を払い出して盗んだうえ、自身の報酬を除いた残りの金をどこかへ転送していた疑いが持たれています。
警察によりますと、３人は闇バイトに応募し、指示役の指示を受けて犯行に及んでいて、３人に面識はなかったということです。
警察の調べに対し、２人の男は容疑を認めている一方、女は「全く覚えがありません」と容疑を否認していて、警察は指示役の存在など詳しく調べています。