中学生の8割弱、家庭学習中にサボる – 最多の原因とは?

個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する明光ネットワークジャパンは2月1日、「勉強の合間のリフレッシュとサボりに関する実態調査」の結果を発表した。調査は1月23日~30日、中学生の子どもを持つ全国の保護者1,100人を対象に行われたもの。

まず、子どもが家庭学習中にサボってしまうことがあるか聞いたところ、23.8%が「常にサボっている」、54.4%が「時々サボっている」と回答。合わせて78.2%の子どもが家庭学習中にサボっていることが分かった。

子どもの家庭学習時間について尋ねると、「1時間以上2時間未満」が26.5%で最も多く、次いで「30分以上1時間未満」が25.9%、「2時間以上3時間未満」が13.3%で続いた。

子どもの家庭学習時間についてどのように感じているかについては、合わせて51.4%が「短い」(「短い」18.1%、「どちらかというと短い」33.3%)と回答した。

自宅では子どもの家庭学習の妨げになる誘惑が多いと思うか聞いてみると、69.4%が「誘惑が多いと思う」(「誘惑が多いと思う」27.5%、「どちらかというと誘惑が多いと思う」41.9%)と答えた。

家庭学習中のリフレッシュは必要だと思う人は、83.8%(「必要」41.4%、「どちらかというと必要」42.4%)となった。家庭学習の合間にスマホを利用することはリフレッシュになると考える人は52.3%(「リフレッシュになる」14.9%、「どちらかというとリフレッシュになる」37.4%)。

子どもが家庭学習中にサボってしまうと回答した保護者に、のようにサボっているのか尋ねてみた。すると、「YouTubeなどの動画サイト閲覧」が43.5%で最多となり、次いで「SNS」が31.9%、「ゲーム」が31.7%で続いた。

子どもが家庭学習中にサボってしまう原因については、「集中力が足りない」(60.6%)、「勉強意欲が足りない」(42.2%)、「家庭内に誘惑が多い」(31.7%)が上位となった。

子どものサボり癖は自主的に直せると思うか聞いてみると、43.9%が「直せない」(「直せない」16.7%、「どちらかというと直せない」27.2%)、38.3%が「直せる」(「直せる」8.6%、「どちらかというと直せる」29.7%)と回答した。