この時期は食中毒に要注意 買い物でのポイントは「冷蔵・冷凍品は最後に」愛知県豊田市では一斉取り締まり

この時期は食中毒への警戒が必要です。26日から愛知県豊田市で始まった「食品、添加物等の夏期一斉取り締まり」。暑い夏に増える食中毒の被害を防ぐために食品の検査を行うもので、26日は市内のスーパー、バロー浄水店に保健所の職員2人が訪れました。
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担当の職員は商品の表面の温度を測ったり、成分表を見て保存方法や消費期限が切れていないかをチェックしたほか、商品が並べられている冷蔵庫や冷凍庫の温度や、陳列状態などを確認しました。(豊田市保健衛生課 近藤潤矢技師)「おおむね問題なく管理されている。大量販売するスーパーにありがちだが、冷蔵庫のロードラインを超えてしまうことで温度が上がらないよう注意してほしい」
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豊田市によりますと、検査の対象施設は旅館や仕出し料理店、食肉を取り扱う飲食店、ジビエを取り扱う施設など。今回の監視や指導の予定件数は約300件で、8月いっぱいまで行なわれます。
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職員は26日、スーパーからキハダマグロとマダイの切り身を持ち帰り、豊田市衛生試験所で細菌検査が行われました。検査結果は今週中にも出る予定です。
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また、果物や加工食品などについては、残留農薬の検査が行なわれます。仮に、違反した食品などが見つかった場合は、営業の禁止や停止、食品の回収や廃棄などの措置を講じるとのことです。これから迎える夏本番。私たち消費者の側が、食中毒を防ぐために注意すべきことは何なのでしょうか。
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(豊田市保健衛生課 近藤潤矢技師)「特に温度管理が必要な冷蔵品や冷凍品は、なるべく最後に手に取って、常温の時間を少なくする」