ウクライナの女子レスリングチームが愛知県大府市の至学館大学で、ロシアに侵攻された母国の状況を伝える特別授業を開きました。
至学館大学は、ロシアの侵攻によりウクライナで活動ができなくなっている女子レスリングの代表メンバーの合宿を6月20日から受け入れていて、26日は戦地の現状を知ってもらおうと、およそ120人の学生が参加して特別授業が開かれました。
授業では実際のミサイルの警報音のほか、倒壊する建物の様子をスクリーンに映し出して戦地の状況を伝え、映像を見ながら涙を流すウクライナ選手の姿もありました。
女子学生:
「胸が苦しくなって、戦争って怖いんだなと感じました」
ユリア・トカチ選手:
「これからも(伝える活動を)続けていくべきだと思うし、それが私が感じる社会的な責任だと思う」