アメリカ・ルイジアナ州の路上で、酔った女性が車にひかれて死亡した事故が発生。警察は女性を車に連れ込み、性的暴行を加えて、路上に置き去りにした男4人を逮捕した。海外ニュースサイト『Washington Examiner』『New York Post』などが1月24日までに報じた。
報道によると1月14日夜、19歳の女子大生(以下女性)が友人らとともにバーに繰り出した。そこで女性は17歳の男Aと出会い、一緒にお酒を飲んだ。男Aも、友人3人(18歳の男B、18歳の男C、28歳の男D)とバーに来ていた。なお、ルイジアナ州の法定飲酒年齢は21歳以上だ。本件発覚後、同バーは、酒類の販売停止措置を受けている。
>>運転中彼女にご奉仕されていた男性、対向車と正面衝突 局部を噛みちぎられかける<< 女性はかなりの量のお酒を飲んで、酔っぱらっていたそうだ。バーの閉店時間が近づくも、女性は友人を見つけられず。女性はAに「家まで送ってほしい」と頼んだという。Aは了承し、女性はAらの車に乗り込んだ。しかし車は人けのない場所へ。女性は車内で、後部座席にいたAおよびBから、性的暴行を受けたそうだ。C、Dは性的暴行に加わらなかったとされている。 その後、男らは道路脇に女性を降ろして、そのまま立ち去った。しばらくして、女性は後続の車にひかれて、搬送先の病院で死亡が確認された。なお、女性をひいた車のドライバーは、特に罪に問われていない。 女性の死亡を受けて捜査を開始した警察は、バーの監視カメラを確認。監視カメラには、女性が男4人とバーを去っていく姿が映っていた。警察が映像内の男らの行方を追っていたところ、事件発生から約1週間後、男4人とも警察署に出頭したそうだ。 警察は、出頭した男4人を強姦容疑で逮捕した。男らは容疑を否認。代理人弁護士は「女性の合意のもと性行為をした。本件は悲劇的な事故で、犯罪事件ではない」と主張。続けて「男らは女性を置き去りにしていない。車を運転していたCは女性と口論になり、怒った女性が『ウーバーを呼ぶ』と言い放ち、そのまま車を降りた」などと各社の取材に話しているという。 捜査関係者によると、女性の血液からは基準値の4倍のアルコールが検出されていた。性的暴行を受けた形跡もあるという。検察側の主張と、男らの主張が真っ向から対立している状況だ。今後、裁判の行方が注目される。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「女性は少年グループのターゲットになっただけ。かわいそうに」「若輩者はアルコールをコントロールできない。やはり飲酒したのが間違い」「飲み屋で会ったばかりの男についていくのは、あまりにも危険すぎる」「死人に口なし。結局、合意のセックスか、レイプかは誰にも分からないと思う」「これは無罪もある」といった声が上がった。 経験の浅い若者に、飲酒のコントロールは難しいかもしれない。お酒は飲酒可能年齢になってからにしておくべきだろう。 記事内の引用について Madison Brooks timeline: How the LSU student's alleged rape and death unfolded(Washington Examiner)より https://www.washingtonexaminer.com/news/crime/madison-brooks-timeline-alleged-rape-death-unfolded Louisiana sorority student Madison Brooks fatally struck by car after alleged rape(New York Post)より https://nypost.com/2023/01/24/louisiana-student-madison-brooks-19-fatally-struck-by-car-after-alleged-rape/