愛知県一宮市でアパートの一室に父親の遺体を放置したとして、同居する49歳の長男が逮捕されました。
逮捕されたのは一宮市の会社員・青山政史容疑者(49)で、2018年1月ごろ、一宮市内のアパートの一室で同居する父親(当時73)が亡くなったにもかかわらず、葬儀などをせずに放置した疑いが持たれています。
警察によりますと、去年11月に青山容疑者が体調を崩して入院したため、アパートを訪ねた親族が白骨化した遺体を見つけて警察に通報。青山容疑者の退院を待って逮捕しました。
調べに対して青山容疑者は「葬儀をすると父親の年金がもらえなくなってしまう」などと容疑を認めていて、警察は父親の年金を不正受給した詐欺での立件も視野に調べています。