イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」での快進撃が記憶に新しい、とにかく明るい安村さん。
日本人初のファイナル進出を果たしたインパクトもさることながら、その独特すぎる芸名もかなり強烈です。
そこで話題の人工知能チャットボット「ChatGPT」に、「とにかく明るい安村」ぐらい記憶に残る芸名を創作できるものか、頼んでみました。
情報収集能力の高さに評価が集まっていますが、はたしてクリエイティブなセンスはあるのでしょうか。
安村さんの芸名は「副詞(とにかく)」「形容詞(明るい)」「苗字(安村)」で構成されています。AIが品詞ごとに分解して創作できるよう、このようにお願いをしてみました。
返ってきた回答がこちらです。
多少チグハグな組み合わせも見受けられますが、キラリと光るキャッチーな芸名を発見。
まっすぐでハッピーな芸名が多いなか、気になるのは「突然幸せな高橋」の存在です。まるで高橋がいつも不幸かのような言い草。彼に訪れた幸せを取り立てていう、ちょっとした悪意のようなものを感じてなりません。
センスの片鱗が垣間見える回答が返ってきたところで、安村さんの真骨頂である「安心感」を強めに押し出した組み合わせも聞いてみました。
驚異的なフィジカルで危険を回避していそうな「絶対に安全な佐々木」も気になるところですが…。
目に留まったのは「どうしても安穏な高原」。
どんなに危険な道を歩もうとも、はたまた傍若無人な態度を取ろうとも、どうしたって穏やかさがあふれてしまう高原。足掻いても結局は親に従う、反抗期の少年のようなかわいさがありませんか。
さらなる面白さを求めるには、単語にギャップがあるほうがいいのではと思い、こんな追加注文をしてみました。
最初に提案してくれた候補と比較すると、なんとも暗雲が立ち込めるラインアップ。
群を抜いて目を引くのが「絶対に不協和音のする田村」。「する」という表現から、楽器を奏でているわけはなく、身体から自然発生している状況が汲み取れます。
そもそも人から不協和音が発せられること自体が不可解ですが、田村からは「絶対にする」のです。一体彼の身に何が起きたのでしょう、せめて田村に協和音を…。
「まさか厄介な鈴木」も見逃せません。きっと鈴木はスムーズに進んでいた会議の最後に波紋を起こしてしまう。語感からついそんな人を想像してしまいます。
「あれ、いいヤツだと思っていたのに、結構面倒くさいな」なんて周囲の会話が聞こえてくるようです。
意外にも、なかなか味のあるキャッチコピーを作り出してくれたChatGPT。
自分に粋なフレーズをつけたい人は、AIの知恵とセンスを借りる手はありかもしれません。急にあだ名が必要になることがあれば、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]