負ければ即敗退…『王座戦』挑戦者決定Tの準決勝 八冠かかる藤井七冠と通算100期目指す羽生九段が激突

将棋の藤井聡太七冠が、残るタイトル「王座」の挑戦者決定トーナメントの準決勝に臨んでいます。

28日午前10時に東京の将棋会館で始まった、王座戦挑戦者決定トーナメントの準決勝。

将棋界の八大タイトルの全制覇まで残すは王座のみとなった藤井聡太七冠は、前人未到の通算タイトル100期を目指す羽生善治九段と対戦しています。

振り駒の結果、藤井七冠の先手で始まり、得意の角換わりを羽生九段が受ける形となりました。

2人の対戦成績はこれまで藤井七冠の11勝3敗ですが、タイトル戦で初顔合わせとなった2023年の王将戦七番勝負では羽生九段も2勝をあげ、存在感を示しています。

負ければ即敗退となる王座戦挑戦者決定トーナメント、持ち時間はそれぞれ5時間で、夜に勝敗が決まる見通しです。