夏ボーナスの使い道、10年連続「貯金・預金」がトップ – 支給額の何割貯金する?

ロイヤリティ マーケティングは6月27日、「夏のボーナスの使い道」に関する調査結果を発表した。調査は5月30日~31日、20代~60代以上の「Pontaリサーチ」会員3,000人(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

今年の夏のボーナスの使い道を聞いたところ、「貯金・預金」(34.0%)が10年連続で1位に。次いで「旅行(宿泊を伴うもの)」(8.0%)、「食品(ふだん食べるもの)」(5.4%)と続き、「支給されない・分からない」は2021年調査以降増加傾向にあり、47.7%となった。

また、「貯金・預金」と回答した人に、支給される金額のうち、どの程度を貯金したいか聞いたところ、「75%以上」(32.7%)、「25%~50%未満」(27.8%)、「50%~75%未満」(25.3%)となり、約6割が「支給金額の半分以上」を貯金・預金したいと考えていることが明らかに。

1世帯あたりの支給額を聞くと、「20万円~40万円未満」(25.0%)が最も多く、次いで「20万円未満」(21.6%)、「40万円~60万円未満」(19.9%)と続いた。

次に、「貯金・預金」の用途を教えてもらったところ、42.6%が「決めている」と回答。特に「老後の生活への備え」(61.6%)が多く、2022年調査から4ポイントほど上昇。2位は「将来の消費への備え」(40.9%)だったが、こちらは10.9ポイント減少しており、次ぐ「収入の変化への備え」(38.6%)が、ほぼ同程度の割合となった。

最後に、「今月の家計の支出を節約したいですか?」と尋ねたところ、68.6%が「節約したい」と回答し、前回調査より1.5ポイント減少した。