29日早朝、新潟市のバイパス上を歩いていた男性がトラックにはねられる事故があり、男性が死亡しました。その後の捜査で、男性は22歳の大学生であることがわかりました。
死亡したのは、新潟市東区に住む大学生の男性(22)です。
29日午前3時半すぎ、胎内市村松浜のトラック運転手が中型トラックを運転していたところ、バイパス上を歩いていた男性と衝突しました。
トラック運転手が警察に通報し、その後、救急隊が駆けつけましたが、男性は全身を強く打っていて、その場で死亡が確認されました。また、事故の約3分前には、警察へ別の運転手から「人がバイパスの中にいる」との通報が入っていました。
その後の捜査で、トラックの運転手は第1車線から第2車線に車線変更をする際に男性と衝突していて、トラックの衝突痕などから、衝突する際、男性は低い姿勢だったと見られています。
この事故により、新潟バイパス下り線では竹尾IC~逢谷内IC間で、午前4時ごろから約4時間にわたって通行止めに。
現場は片道3車線の直線道路で、人は通行できない場所であることから、警察は男性がなぜバイパスに立ち入ったのかなど経緯を詳しく調べています。
画像は紫竹山IC付近(提供:国土交通省)