【速報】長生村・女性職員への暴行問題 木嶋副議長が議員辞職願 事件時、車に同乗も止められず

公用車内で長生村議会議長が村職員の女性に暴行しけがを負わせた事件を巡り、車に同乗していながら暴行を止めることができなかったとして、議員辞職を勧告された同村議会の木嶋晴一副議長(72)が29日、議員の辞職願を提出した。村議会事務局が明らかにした。30日の本会議で許可されれば議員辞職する。
議会事務局によると、木嶋副議長は29日午前に事務局を訪れ、辞職願を出した。26日には副議長の辞職願を提出していた。
村議会は7日、木嶋副議長に対する議員辞職勧告決議を可決。決議では「女性への暴行は許されるものではなく、暴行を制止することができなかった木嶋議員も同様に許されるものではない」などと指摘していた。木嶋副議長は当初、議員を辞めない意向を示していた。
同事件で罰金刑を受けた東間永次議長(77)は、26日に議長職の辞職願を提出している。議会事務局によると、現在までに議員の辞職願は出されていないという。