マクドナルドから「オレオ クッキー チョコフラッペ」が登場 – 早速、飲んできた

日本マクドナルドは7月5日より「オレオ クッキー チョコフラッペ」「マンゴースムージー」「フランス産マカロン」を全国2,000店舗以上で販売開始する。都内で開催の商品発表会では、新CMに出演する広瀬すずさんが「ついにマックにフラッペがやってきます。私も友だちと一緒に飲みにきたいと思います」と笑顔を見せた。

■本気カフェ宣言

今年(2023年)1月に『本気カフェ宣言』を掲げ、カフェブランドMcCafeの『プレミア厶ローストコーヒー』をリニューアルするなどしてきた日本マクドナルド。その第3弾の施策として、今夏にはMcCafe by Barista限定メニューだった『オレオ クッキー チョコフラッペ』などの看板商品を、全国に展開するマクドナルドの約7割にあたる2,000店舗以上でレギュラー販売することを決めた。気になる、そのお味は? 試食の機会を得たので、早速紹介していこう。

『オレオ クッキー チョコフラッペ』は、チョコレートフレーバーのコク×ココアのほろ苦さが楽しめる、シャリシャリ食感のチョコドリンク。ベルギー産のクーベルチュールチョコを使用したソースと、ココア風味のオレオクッキーをホイップクリームの上にトッピングした。店頭価格は470円。

プラスチックのふたを外した瞬間から、クッキーとチョコの良い香りが漂う。そしてフラッペ用のストローで吸い込むと、チョコドリンクの上品な甘さ。これなら大人でも楽しめそうだ。ココアのほろ苦さは、思ったより控えめ。氷が大きめで食感が良く、爽やかな涼が感じられる。

のどごしがヒンヤリしてきたら、温かいフライドポテトでホッとするのも良い。ここで試しにオレオの乗ったホイップクリームにポテトをつけて食べてみたが、チョコとポテトの相性がまた抜群に良かった。

『マンゴースムージー』は、アルフォンソマンゴーのピューレを使用。濃厚な香りとトロリとした甘さが特徴のマンゴーベースと氷をミックスしている。店頭価格は450円。

こちらもほど良い甘さで、さっぱりとした後味。おそらくハンバーガーを食べながら飲んでも、お互いの味は干渉しないだろう。大きな果肉が入っているわけではないが、マンゴーの果実感は濃厚に迫ってくる。トロッとした滑らかさがあり、飲みごたえも充分に感じられた。舌に残るシャリシャリとした氷は、夏の暑い盛りにはたまらなく嬉しい。

一方で『フランス産マカロン』は、本格的な味わいを楽しめる人気シリーズ。バニラ、チョコレート、ラズベリーを用意する。店頭価格は1個190円、5個ボックスセットは850円。

3種類とも試食したが、いずれも洋菓子店さながらの本格的な味わいだった。それぞれ食感も違うので、食べ比べる面白さがある。外はふんわり、中はしっとり濃厚だったのはチョコレート。ひとくちで食べられる大きさながら、満足感が非常に高かった。バニラは意外と弾力があり、かむごとに口の中に美味しさが広がる。ラズベリーはさっぱり爽やかで、風味も良かった。

ちなみに新商品としてマカロンを選んだ理由について、関係者は「ケーキや焼き菓子よりも手軽な価格でサイズ感もちょうど良いため、コーヒーと一緒に買いやすい商品としてご提案できます。またクリームをサンドしているマカロンは、丸いバンズで具材を挟んでいるハンバーガーと見た目に共通点があり、親和性も高いと判断しました」と話していた。
■日本全国にフラッペ旋風を

商品発表会に登壇した、日本マクドナルド マーケティング本部の亀井理華氏は「フラッペ・スムージーの全国展開にあわせ、マクドナルドでは全店舗にMcCafeの責任者となるカフェマネージャーを配置し、最高のカフェクオリティをお客様にご提供いたします。また、新たに最新のフラッペ製造マシーンも導入していきます」と説明する。

新CMには、広瀬すずさん、木村拓哉さんを起用した。マックの店内ですれ違う2人の心の声が交錯する、シュールでユニークな内容となっている。亀井氏は「マックにフラッペがやってきた、というシンプルで真っ直ぐなメッセージを広告に載せて、木村さん、広瀬さんとともに日本全国にマックのフラッペ旋風を起こしてまいります」と意気込んだ。

このあと、広瀬すずさんが登壇。CMの撮影現場では木村さんがスタッフやエキストラの方々にフラットに話しかける様子を見て穏やかな気持ちになった、と明かした。

「甘いもの、美味しいものは人を幸せにしますよね」と広瀬さん。これからマックで毎日フラッペが飲めると思うと、とても楽しみですと笑顔を見せていた。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら