きょう30日~2日 「道路の気象影響予測」 大雨による道路への影響大

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きょう30日(金)からは大雨により道路にも影響が出る恐れがあります。特に今夜からあす1日(土)にかけては九州や中国地方、近畿、北陸を中心とした広い範囲で通行止めなどの影響リスクが高くなっており、注意が必要です。
あす1日(土)にかけて広い範囲で道路への影響大

きょう30日(金)から、あす7月1日(土)にかけては、九州や本州の日本海側を中心とした広い範囲で大雨の恐れがあります。局地的には道路があっという間に冠水するほど「非常に激しい雨」が降るでしょう。大雨により車を運転すること自体が危険な場所も出てきそうです。この大雨により、特に今夜からあす1日(土)にかけて、九州や中国地方、近畿、北陸を中心に広い範囲で道路影響リスクが高くなっています。通行止めや速度規制などの影響が広範囲に及ぶことが考えられますので、交通情報をこまめに確認してください。お出かけの際は時間に余裕をもち、いつも以上に慎重な運転を心がけましょう。道路ごとの詳細な情報は「道路の気象影響予測」も参考になさってください。※なお、高速道路影響予測は天気予報に基づく予測です。実際の規制状況は道路管理者等の発表を確認なさってください。
非常に激しい雨とは

非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。