9歳児が大学費用を気にして両親を説得 「プレゼントいらないから貯金して」

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両親の前でプレゼンテーションを行い、「僕はプレゼントはいらないよ、その分を貯金して大学の教育費に回して」と説得した男の子。しっかりした物の考え方に、『New York Post』などアメリカのメディアが注目した。
アメリカ・ミネソタ州で暮らすピーター・リンシャイドくん(9)が、母親に「ママ、僕の誕生日やクリスマスのプレゼントに、どのくらいお金をかけているの」と質問をして驚かせた。
母親はこれまでの平均を考え、「(それぞれ)100ドル(約1万4,338円)くらいかな」と答えたという。
金額を聞いたピーターくんは、プレゼンテーション用の紙に合計額などを書いて両親に見せた。その上で今後はプレゼントは買わないほうがいいということ、そして浮いたお金を貯めて大学費用の足しにしてほしいと語った。
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大学進学まであと9年。誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントにかける各100ドル(計200ドル)を今から貯金すれば、入学までに1,800ドルは貯まる。ピーターくんは「それが教育費の足しになる」「僕は自分の将来についてちゃんと気にかけているよ」と述べた。
ピーターくんの両親は経済関係の仕事をしているため、家でもお金の話をすることが多い。その影響をもろに受けて育ったピーターくんは、貯蓄がいかに大事か十分に理解しているのだ。
この様子をとらえた動画が話題になり、「子供なんだから教育費のことまで考えなくてもいい」といった声が多く上がった。
しかしピーターくんの両親はお金について家庭でじっくり教育しており、「自分が持っている物に感謝の気持ちを持ちなさい」とも子供たちに伝えてきたそうだ。
公立と私立ではずいぶん違うが、いずれにしても子供を大学に行かせるにはたくさんのお金がかかる。子供が小さいうちから計画的に貯金しておくに越したことはない。