SBI新生銀行は6月29日、「2023年会社員のお小遣い調査」の結果を発表した。調査は4月25日~28日、20代~50代の有職者2,718名(会社員:男性1,252名/女性842名、パート・アルバイト:男性312名/女性312名)を対象にインターネットで行われた。
男性会社員の月額平均お小遣い額は、40,557円。前年調査と比べて1,915円増加し、2010年以降、初の40,000円台に。年代別では、20代・40代で増加し、30代・50代は減少するなど、世代間で差が出る結果に。
一方、女性会社員のお小遣い額は、前年より1,723円増の35,001円。最も高い2014年(36,712円)に次ぐ金額となっており、特に20代では39,980円と高く、男性会社員の平均額とほぼ同水準となった。
男性会社員の1日の昼食代は、前年の623円から1円増加し、624円と微増。年代別にみると、20代が最も高く684円。一方、女性会社員の1日の昼食代は、前年の656円から40円アップの696円。4年連続の増加となり、2014年の調査開始以来最も高い金額に。また、男女ともに「持参弁当」の割合が最も高く、男性で34.5%、女性で48.8%を占めた。
さらに、「1ヵ月の外での飲み代」について調べたところ、男性会社員は、13,850円(前年比2,355円増)、女性会社員は9,574円(同1,145円増)と、男女ともに前年から増加する結果に。
続いて、昼食代の支払い方法を調べたところ、男女ともに、1位「現金」(男性71.7%、68.2%)、2位「QRコード決済」(同38.8%、44.5%)、3位「クレジットカード」(同38.1%、36.1%)という結果に。
前年は、男女ともに「クレジットカード」が「QRコード決済」を上回っていたが、今年は「QRコード決済」が「クレジットカード」を上回り、「QRコード決済」の普及具合が伺える結果となった。