3日行われた将棋の棋聖戦第3局で、藤井七冠が勝利し、「棋聖」4連覇に王手をかけました。
静岡県沼津市で行われた棋聖戦五番勝負の第3局はここまで1勝1敗で、藤井聡太七冠と挑戦者の佐々木大地七段のどちらが勝ってもタイトル獲得に王手がかかる一番でした。
先手の藤井七冠は、戦型を得意の角換わりに。佐々木七段もこれを受けるべく、玉を通常と違う位置に囲う秘策を用意。藤井七冠も機敏に桂馬をはねる珍しい手を指し、難解な序盤戦となりました。
午後になり佐々木七段が踏み込んで攻めていきますが、徐々に藤井七冠がリードし、午後6時37分、107手で藤井七冠が勝利しました。