中高生が「将来なりたい職業」男女ともに1位になったのは? – ベネッセ調査

ベネッセホールディングスは2月2日、「中高生の将来の夢や職業に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2022年11月30日~12月5日、同社運営アプリ「StudyCast」を利用する現役中高生1,738名を対象にインターネットで行われた。

将来なりたい職業を聞いたところ、男女ともに「教師・教員・大学教授」が1位に。以下、男子は、2位「国家公務員・地方公務員」、3位「学者・研究者」、4位「エンジニア・プログラマー」、5位「医者」が上位に。一方、女子は、2位「看護師」、3位「医者」、4位「薬剤師」、5位「保育士」と続き、医療関係が上位に並んだ。

また、働いてみたい業界・分野については、男子の上位は「教育」「鉄道・航空・運輸・物流」「電子・電子機器」、女子は「医療・福祉」「教官」「繊維・化学・薬品・化粧品」が上位となった。

続いて、「職業を選ぶとき、どんなことを大切にしたいと思いますか?」と聞いたところ、男女ともに、1位「働きがい・やりがいがある」、2位「自分のやりたいことができる」、3位「給料・待遇がいい」という結果に。

また、人生の中で大事にしたいことについても聞くと、男女ともに「趣味を楽しみたい」(男子1位、女性2位)、「好きな仕事がしたい」(男子2位、女子1位)に。また、「仕事とプライベートを両立したい」という声も多く、全体的な傾向として、仕事と趣味や恋愛などのプライベートの両方を充実させ、バランスを取りたいと考えている子どもが多いことがわかった。