東海地方は厳しい暑さ 名古屋は今シーズン初の「猛暑日」に 岐阜・揖斐川町は36.5℃と全国一の暑さ

4日も東海地方は厳しい暑さとなりました。熱中症対策や食中毒対策が引き続き必要です。各地の様子を取材しました。
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4日の東海地方は朝から晴れて気温がぐんぐん上がり、名古屋では午前10時過ぎに30℃を超え、午前中から厳しい暑さになりました。そして、午後3時までに35.5℃を記録し、2023年初めての猛暑日になりました。(名古屋市内で街頭インタビュー)「暑いです」「日傘が欠かせないです」この暑さに愛知県の南知多ビーチランドのフンボルトペンギンも…、厳しい暑さには参っている様子。
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(報告:大野和之記者)「岐阜県郡上市に来ています。照りつけるような日差しで肌が焼けるような暑さです」岐阜県の郡上市八幡も2日連続で35℃以上の猛暑日に。(大阪からの観光客)「暑いですね。大阪も結構、暑いんですけど、汗が…」そして、岐阜県揖斐川町は午後3時までに36.5℃と全国一の暑さになりました。さらに愛知県豊田市でも36℃を記録。全国3位の暑さとなりました。この後も、小まめな水分補給や適切に冷房を使用するなど、暑さ対策が必要です。
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猛暑日となった名古屋、麺類を提供する中区の「吉野屋」では。(客)「冷や麦2つで…」(店主)「ごめんなさい、終わっちゃった」(客)「売り切れちゃった?」お昼時は近所のサラリーマンたちで賑わう、この店。外は35℃を超える暑さになり、冷たい麺類が次々に。(客)「ここで汗かくんじゃなくて、仕事で汗をかこうっていう感じです」
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4日のお昼時の注文は9割以上が冷たい麺類、しかし…。(店主 畔柳謙一郎さん)「きょう、めちゃめちゃ暑いもんね、35℃くらい?」厨房は、うだるような暑さ。麺類を冷やすために使う氷は店の製氷機では間に合わなくなり、急遽、氷を買ってきて注文に対応したという店主の畔柳さん。
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名物の一つは冷たい味噌煮込み!(店主 畔柳謙一郎さん)「当店でしか出してないです。氷を入れます。」「冷やしみそ煮込みうどん」は、ことし一番多い30食あまりが出たとのこと。お客さんの笑顔のために、厨房で暑さに耐え続けた畔柳さんでした。
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また、この暑さに加え、上空には寒気が入る影響で、東海地方は大気の状態が非常に不安定になる見込みです。気象台は、竜巻などの激しい突風や落雷、雹(ひょう)に注意を呼び掛けています。