愛飲家の半数以上が推しの”酒蔵”あり、どうやって応援している?

カクヤスは2月2日、「推し活」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は1月5日~9日、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー197人を対象に行われたもの。

まず、「推し活」という言葉を聞いたことがあるかを尋ねたところ、72%が「聞いたことがあり、意味も知っている」と回答。「聞いたことはあるが、意味はよく知らない」の12%を合わせると84%となり、言葉としてはよく知られている事が分かった。

次に、実際に推し活をしたことがあるかを尋ねてみると、「今、推し活をしている」は31%、「かつて推し活をしたことがある」は16%となった。推し活を経験している人は約半数の46%であった。

推し活経験者に、推し活の対象を聞いてみると、「アイドル」や「アニメキャラクター」が多かったほか、「プロ野球チーム」「スケート選手」「相撲」などのスポーツ界や「VTuber」も挙がった。

さらに、人ではなく、好きなお酒やお店に対する推し活をしている人も。

そこで、イチオシの酒の造り手(メーカー、生産者、酒蔵、ワイナリー、醸造所)があるかを聞いてみたところ、52%が「ある」と回答した。

イチオシについて具体的に尋ねてみると、「山崎蒸溜所」や「白州蒸溜所」といった大手メーカーや「イチローズモルト」で知られる「ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所」、多摩の地酒「澤乃井」の醸造元である「小澤酒造」、100%日本産ブドウを使用した日本ワインを製造する「高畠ワイナリー」なども挙がった。

イチオシの酒の造り手を応援するために実践している事について尋ねると、97.1%が「お酒を購入する」と回答した。次いで、「その良さを人に語ったり、SNSで発信したりする」が42.7%、「現地に赴く」が29.1%、「同じ思いをもつ人とつながる」が16.5%で続いている。